ウィジェットに求められる効果は様々ですが、ウィジェットの特性を活かすためのポイントは、利用者とのコミュニケーションパイプラインの構築とサービスロイヤリティの向上です。
一度ウィジェットをダウンロードしてもらえば、スタートアップメニューに登録されたウィジェットが、ブラウザやメーラー起動前にデスクトップに現れ、最初にユーザーとの接触をはかることができます。
またウィジェットは、これまでユーザーに対して情報をプッシュする唯一の媒体であったメールニュースと同様、ユーザーのデスクトップに情報を直接配信することも可能となります。つまり、ウィジェットの配布は、ユーザーとのコミュニケーションライン(=メディア)を持つ効果が期待できると言えます。
ECサイトなどの、メールをツールとして利用してきた事例でのウィジェット利用は効果的です。
「ゲオEショップ スケジューラ」
2007年9月リリース。ゲオEショップからの様々なお知らせを表示するウィジェット。ウィジェットやスケジューラ上で、お知らせやランキング情報を受けとることが可能です。 さらに、IDとパスワードを保持することで、ゲオEショップ上で在庫がなかった場合でも、商品が入荷次第、ウィジェット上で通知を受け取ることができるONE to ONE情報を表示する機能も搭載しています。
提供:ゲオグループ
「日比谷花壇デスクトップフラワー」
2007年6月リリース。アレンジメントされた季節の花の画像を、週替わりで表示するウィジェット。表示される花の画像をクリックすると、実際に購入できるサイトを表示する機能を搭載することで、ECサイトでの売上向上を狙っています。
提供:株式会社日比谷花壇
スタートアップメニューに登録されたウィジェットが、PCを立ち上げる度に起動することで常駐性を確保します。「いつも一緒にいる」感覚をユーザーにあたえることで、ロイヤリティの向上を図ることが可能です。
映画やゲームといったキャラクターや世界観があるものは、そのイメージをデスクトップ上に展開し、さらに継続的なコミュニケーションラインを図ることで、世界観の浸透が可能です。また、消費財などの場合は、製品や商品パッケージ、イメージキャラクターを同様に展開することも可能です。
「ALWAYS続・三丁目の夕日」ミュージックプレーヤー
2007年11月リリース。iTunesに登録されている音楽をコントロールできるウィジェットです。映画の舞台に合わせて、昭和30年代ののラジオ風デザインにしているのに加えて、エフェクト機能をONにすると昭和のラジオから流れるような音でiTunesに登録された音楽を再生します。時々真空管風のノイズが入ったりレイリストを進めるとラジオチューナーの目盛が移動したりするギミックでリアル感を向上させ、映画同様のこだわりを随所にちりばめることで映画へのロイヤリティを向上させています。
提供:株式会社ロボット
「SQUARE ENIX MEMBERS TV」
2008年6月リリース。スクウェア・エニックスの会員制サービス「スクウェア・エニックス メンバーズ」の会員を対象としたデスクトップアクセサリ。スクウェア・エニックスからの最新情報を映像で楽しめる「ムービープレイヤー」機能と、デジタル時計機能、お知らせ表示機能の3つの機能が利用可能です。スクウェア・エニックスの世界観に合ったデザインと、リッチなモーションを搭載することで、スクウェア・エニックスファンに対する強い訴求力を持っています。
提供:株式会社スクウェア・エニックス
※ウィジェットの利用プラットフォームによっては利用できない機能があります。